石原慎太郎考

石原都知事の命式を診てみたいと存じます。この方もかなり特殊な命式であり、以前記述いたしました東国原知事と同じ金の従格にございます。


<命式>
年月日時
壬己甲庚
申酉午午


金の従格というのは、政治家にぴったりな命式にございますが、石原氏の場合は、またそれに更なる適正を表す命式となっております。金の従格、つまり命式の中に金が多いと言う事なのですが、こういう場合正義感が強すぎるため、多少融通がきかない面もあると言われております、しかしながら特殊な命式の場合は、命式が複雑な分人格の奥行きが深いという面も持ち合わせているように感じます。お近くにいれば、実に様々な表情を見せる方なのではないかと考えております。

ちなみに、この特殊な組み合わせに生まれ時間はまったく関与しておりません。有名人の方ですと生まれ時間がわからない場合が殆ですが、もし生まれ時間が違っていても、従格であることにはかわらないと存じます。


おそらく1994年あたりから2003年の都知事再選を果たすまでは、色々とご自身の中でお辛い事が多かったのではないかと存じます。

これは判断が難しいようにも思うのですが、傍目には非常によろしくとも、本人の心持ちが最悪な状態という場合もあります。石原氏の場合、この時期に弟君の石原裕次郎氏が突然亡くなっておりました、そのショックが一番大きかった時期なのかもしれませぬ。


今後についてはご本人にとってはあまりお辛い時期はないようでございます。どちらかと言えばあとは上り坂となって行くように存じます。


なにぶんなれませぬゆえご指摘ご意見大歓迎にございます。